スタバのシュトーレンは、1個あたり 964kcal。
ドライフルーツやナッツ、バターをたっぷり使った季節感のある焼き菓子で、「1個ってどれくらいのボリューム?」「全部食べたら太りやすい?」と気になる方も多いメニューです。
実際の数値を見ると、スタバのパッケージフードの中でも、カロリー・糖質・脂質はいずれも高めの構成。
その分、味わいは濃厚で、少量でも満足感が出やすいタイプにあたります。
甘さとコクがしっかり重なるため、食べる量や頻度、組み合わせ次第で印象が大きく変わりやすいのが特徴です。
特に、1個をそのまま食べ切る場合や、甘いドリンクと一緒に楽しむと、糖質と脂質が集中しやすくなるため、意識しておきたいポイントです。
先に、栄養面のポイントをまとめると以下の通りです。
- 糖質:125.7g(角砂糖 約32.2個分)
- 脂質:43.7g(パッケージフードの中では多め)
- 消費運動の目安:ウォーキング 約275分
【結論】シュトーレンは太りやすい?
【スタバ】シュトーレンの栄養成分一覧
スタバのシュトーレンは、1個あたりのサイズが大きく、栄養成分も一般的な焼き菓子よりしっかりした構成です。
まずは、全体像を数値で確認していきましょう。
栄養成分表(カロリー・糖質・脂質)
1個あたりの栄養成分は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エネルギー | 964 kcal |
| たんぱく質 | 13.1 g |
| 脂質 | 43.7 g |
| 炭水化物 | 133.7 g |
| 糖質 | 125.7 g |
| 食物繊維 | 8 g |
| カフェイン | ー(公式で公開されていない) |
※ 栄養成分・カロリーは、2025年12月時点の情報をもとに記載しています。
全体的に、エネルギー・糖質・脂質のいずれも高めで、味の濃さから満足感を得やすい内容になっています。
「少しずつ楽しむお菓子」という位置づけがしっくりくる数値感です。
PFCバランス(エネルギー内訳)
PFCバランスをエネルギー比で見ると、以下の割合です。
太るかどうかは、摂取カロリーと消費カロリーの差で決まります。
重要なのはグラム数そのものではなく、各栄養素が持つエネルギー量(kcal)です。
F 40%
C 55%
エネルギーの内訳は、炭水化物(糖質)と脂質の割合がともに高めの構成です。
- たんぱく質:13〜20%
- 脂質:20〜30%
- 炭水化物:50〜65%
※ 成人を対象とした、日本人の食事摂取基準(厚生労働省)を参考にした目安です。
日本人の食事摂取基準(厚生労働省・公式)
脂質と炭水化物の割合が高く、コクと甘さの両方を感じやすい設計です。
一方で、たんぱく質は控えめなので、主食や食事代わりというよりは、嗜好性を楽しむスイーツ寄りのバランスと言えます。
糖質は角砂糖何個分?
シュトーレンの糖質量を、イメージしやすい指標に換算してみます。
糖質 125.7g は
角砂糖 約32.2個分
※ 角砂糖1個=約3.9gで換算
数字として見ると多く感じますが、これは1個全体を食べた場合の目安です。
カットして少量ずつ楽しめば、糖質量も自然と調整しやすくなります。
シュトーレンは太りやすい?
数値だけを見るとインパクトがありますが、評価のポイントは「食べ方」と「位置づけ」です。
脂質と糖質が同時に高め
シュトーレンは、バターやドライフルーツ由来で脂質・糖質の両方がしっかり入るタイプ。
だからこそ「太る/太らない」よりも、“1回分をどこに置くか(おやつ?デザート?)”で評価が決まりやすいです。
数値を整理すると以下の通りです。
- 脂質:43.7g
- 糖質:125.7g
- エネルギー:964kcal
この構成は、味の“濃さ”と直結します。
少量でも満足感が出やすいのは、脂質(コク)+糖質(甘さ)が同時に効くから。
つまりシュトーレンは「量で満たす」より、“味で満たす”向きのスイーツです。
他のパッケージフードと比べると
まず、パッケージフード内でのポジションを表で確認します(1個あたり)。
| 商品名 | エネルギー | 脂質 | 糖質 |
|---|---|---|---|
| 抹茶マカロン | 149 kcal | 8.2 g | 15.5 g |
| バウムクーヘン | 207 kcal | 13.1 g | 18.8 g |
| ポテトチップス シーソルト | 256 kcal | 13.4 g | 28.5 g |
| キャラメルポップコーン&プレッツェル | 268 kcal | 11.2 g | 37.7 g |
| ジンジャーブレッドクッキー | 460 kcal | 20.6 g | 60.5 g |
| シュトーレン | 964 kcal | 43.7 g | 125.7 g |
こうして見ると、シュトーレンは他のパッケージフード(149〜268kcal帯)を“数個分まとめた”くらいのボリューム。
だから「1個完食」を基準にすると、どうしても重く見えやすい。
逆に言うと、“他のパッケージフード1個分くらいの満足感に合わせて切る”と、ちょうど良い基準が作れます。
じゃあ1回分はどのくらい?
「1回分」を決めるコツは、“比較表の149〜268kcal帯に寄せる”こと。
つまり、シュトーレンは 1/6〜1/4 にすると、他のパッケージフードと同じ土俵で楽しみやすいです。
1回分の目安(シュトーレンをカットした場合)
※1個(964kcal)を分けたときの概算です。無理なく楽しむための目安としてご覧ください。
| カット | エネルギー | 脂質 | 糖質 | こんな時に向く |
|---|---|---|---|---|
| 1/8 | 約120 kcal | 約5.5 g | 約15.7 g | “味見〜ちょいデザート” |
| 1/6 | 約161 kcal | 約7.3 g | 約21.0 g | “おやつ1回分”の基準にしやすい |
| 1/5 | 約193 kcal | 約8.7 g | 約25.1 g | 甘いもの欲をしっかり満たしたい日 |
| 1/4 | 約241 kcal | 約10.9 g | 約31.4 g | “ご褒美デザート”として満足感重視 |
| 1/3 | 約321 kcal | 約14.6 g | 約41.9 g | かなり贅沢枠(他の軽食に近い) |
おすすめの落としどころは「1/6〜1/4」。
- 普段のおやつ感覚なら 1/6(ちょうど“1回分”として扱いやすい)
- しっかりご褒美なら 1/4(満足感が強い分、他をシンプルにしやすい)
太りにくく食べるポイント
ここは「我慢」ではなく、あらかじめ決めておく工夫がポイントです。
① “最初に切って、1回分を確定”がいちばん強い
シュトーレンは、切り分けるだけで難易度が下がります。
- まず 6〜8等分(迷ったら1/6が基準)
- 1回分ずつラップ → 保存(冷蔵or冷凍でもOK)
- 食べるときは「その1個だけ」を出す
「今日はどれくらい食べる?」を毎回考えなくて済むので、結果的にブレません。
② “食べるタイミング”は、食後デザートが相性よし
空腹で食べると、満足感は出るけど量が増えやすい。
だからおすすめは、食後のデザートとして1/6〜1/4。
- 食後:1/6〜1/4
- 小腹おやつ:1/8〜1/6
同じ量でも、“入る場所”が決まってる方が調整しやすいです。
③ 甘いドリンクを重ねない(ここだけで体感が変わる)
シュトーレンは甘さ・コクが強いので、飲み物は“引き算”が相性◎。
- 相性が良い:ブラックコーヒー/無糖のお茶/ストレートティー
- 重ねやすい:甘いラテ系/フラペ系/ジュース系
「甘い×甘い」を避けるだけで、満足感は落ちにくいのに、全体の糖質は整えやすくなります。
シュトーレンの消費カロリー目安
964kcalを消費する場合の、運動量の目安です。
ウォーキング・ジョギングでの消費時間
シュトーレン1個(964kcal)を、日常的な運動や動作で消費するとどのくらいになるのか。
あくまで目安ですが、「体を動かす量」のイメージとして確認しておくと役立ちます。
| 運動内容 | 消費目安 |
|---|---|
| 速歩(ウォーキング) | 275 分 |
| 階段(上り) | 138 分 |
| 掃除などの家事 | 315 分 |
| ジョギング | 138 分 |
| 水泳(平泳ぎ) | 133 分 |
※ 体重50kg前後・一般的な運動強度を基準にした目安です。
※ 実際の消費量は、体重・運動強度・継続時間により前後します。
この数値を見ると、「1回の運動で帳消しにする」という考え方は現実的ではないことが分かります。
だからこそ、運動量で調整するよりも、食べる量をあらかじめ決めておく方が負担が少ないのがシュトーレンの特徴です。
「全部消費しよう」と考えるより、1回分を小さく設定する方が続けやすくなります。
家事・日常動作で消費するなら
次は、家事や日常動作ではどのくらいの時間で消費するのかの目安です。
| 家事・日常動作 | 消費目安 |
|---|---|
| 掃除機がけ・床掃除 | 334 分 |
| 洗濯(干す・たたむ) | 367 分 |
| 料理・片付け | 393 分 |
| 買い物(徒歩) | 290 分 |
※ 体重50kg前後・一般的な動作強度を基準にした目安です。
※ 実際の消費量は体重・動作強度により前後します。
家事や日常動作でも消費はできますが、まとまった時間が必要になります。
日々の生活に自然に取り入れられる動きではあるものの、「気づいたら消費できていた」という量ではないのが正直なところ。
そのため、シュトーレンは「動いて帳尻を合わせるおやつ」ではなく、量をコントロールして楽しむスイーツとして考えるとバランスが取りやすくなります。
まとめ
スタバのシュトーレンは、糖質・脂質・カロリーが高めな分、少量でも満足感を得やすいパッケージフードです。
1回分の量をあらかじめ決め、食べるタイミングや飲み物を工夫すれば、無理なく楽しむことができます。
「全部食べる」よりも「味わって楽しむ」を前提にすると、季節限定のご褒美として付き合いやすい一品です。
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